競馬予想に名を轟かせた名馬”テイエムオペラオー”

競馬予想に名を轟かせた名馬”テイエムオペラオー”

アメリカのアロゲートに記録を更新されてしまいましたが、それまでテイエムオペラオーはとてつもない記録を持っていました。それは、獲得賞金の世界記録です。その金額は18億3518万9000円と桁外れなものであり、1位の座を譲ったとしても歴代2位に君臨しています(2017年4月現在)。通算成績は26戦14勝で、主な勝ち鞍は「皐月賞」「天皇賞(春)」「宝塚記念」「天皇賞(秋)」「ジャパンカップ」「有馬記念」であり、名立たるGⅠを制してきました。

プロフィールを簡単に紹介します。父オペラハウス、母ワンスウエドの間に誕生。生産牧場は杵臼牧場であり、以後、牧場を代表する生産馬となります。生年月日は1996年3月13日で、毛色は栗毛。馬主は竹園正繼氏であり、名前の由来は、冠名である「テイエム」と父の名前の一部、そして「王」という意味を込めてテイエムオペラオーと名付けられたと言われています。調教師は岩元市三氏であり、この厩舎スタッフであった和田竜二に白羽の矢が立ち、結局デビューから引退まで全てのレースでコンビを組む主戦ジョッキーとなりました。

圧倒的な成績を残しているテイエムオペラオーですが、ディープインパクトやオルフェーヴルといった名馬と比較すると、その強さに疑問を持つ人が多いです。その理由はテイエムオペラオーが活動した時期の他の協力なライバル馬の不在、そしてレース内容では接戦を思わせるものが多く、強いインパクトを残したレースが少ないためだと言われています。しかし2000年2月から引退までの15レースで、全て単勝1番人気を記録しています。それだけ皆の競馬予想では圧倒的な軸馬でした。引退後に種牡馬となったテイエムオペラオーですが、その子供たちの活躍が少ないことからも、評価を下げる内容となっています。しかし、彼の勝負根性は凄まじく、紛れもなく本物の馬でした。生涯の獲得賞金がそれを物語っています。