競馬予想に名を轟かせた名馬”タイキシャトル”

競馬予想に名を轟かせた名馬”タイキシャトル”

競馬予想で、圧倒的人気を集める馬は名馬と呼ばれます。タイキシャトルもそんな名馬の一頭です。

同馬は、馬主と生産牧場が同一であるオーナーブリーダーの大樹ファームが米国で生産した競走馬です。生年月日は1994年3月23日で、翌年から1年半の間、アイルランドで調教されており、その後、リーディングトレーナーとして頭角を現していた藤沢和雄調教師の下へ預けられました。

脚部の不安や怪我、ゲート試験の失敗などがありクラシックが始まるまでデビューは遅れましたが、4月の未勝利戦から3連勝でオープン入りを果たすと秋初戦のユニコーンSも快勝します。その後、立て続けに古馬相手のスワンS、マイルCS、スプリンターズSを連勝した結果、初めて同じ年の秋の短距離G1を制覇した事が評価され、最優秀短距離馬に選出されました。

翌年になると海外遠征を見据えた予定が組まれます。蹄のトラブルなどもありましたが、京王杯SCと安田記念を快勝し、予定通り海外遠征を行います。しかし、出走レースはフランスの短距離路線の最高峰のレースであるジャック・ル・マロワ賞で、当時は海外G1を制覇した日本馬が居なかった事から、勝利まで予想した関係者は多くありませんでしたが、同馬はそれらの予想を覆して優勝し、1週間前にシーキングザパールに続く海外G1制覇を達成しました。

帰国後はマイルCSを連覇するも、引退レースとなるスプリンターズSで3着に敗れます。しかし、海外を含むG1競走3勝が評価され、短距離馬としては史上初めて年度代表馬に選出されました。

通算成績13戦11勝、主な勝ち鞍はジャック・ル・マロワ賞、安田記念、マイルCS、スプリンターズSであり、5つのG1のうち4つで単勝1.5倍以下と圧倒的な人気と戦績から、引退後は顕彰馬に選出されています。また、種牡馬としてG1馬を輩出するほか、母父としてもダービー馬などを輩出するなど優秀な成績を収めています。